スウェーデン切手を集めよう(3)

少し古い切手の場合は切手帳の形より、単片と切手帳のペアで整理することになります。図7にその例を示します。

スウェーデンベリのリールです。ここで、B/Dペア(郵趣協会のスウェーデン切手カタログの記号です。北欧切手

の専門カタログ=ファシットではBCペア)が整理されています。

このペアは切手帳を作る時シートを印刷し、シートの端のみストレートに切り落とされ、真中は目打ちが

施されていました。このため、シートの端から取ったB/Dペアはペアの中でも貴重なものになっています。

図7 やや古い切手(切手帳の目打)の整理例

6.少し高度な集め方

 切手がある程度集まると少し高度な集め方をしたくなります。

1920-30年代の普通切手は比較的安く、しかもバライティが多いので、普通切手を集める

人にはうってつけの収集なります。政府が初めて印刷したためバライティが生じたものです。それを整理した例を図8に示します。

図1の印の前の切手も古い時期の切手を楽しむ事ができます。日本語版スウェーデン切手カタログの18番を

整理した例を図9に示します。同じ切手でも色を分類し、消印やカバーを加えています。

図8 スチックニー印刷の切手の整理例

 図9 ライオン20エーレの切手の整理例

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